※ Sランク任務
海野中忍が自分から協力を申し出てくれたんです、お二人には関係ないじゃありませんか!
子供に話を聞くよりも、断然早いでしょう?! 受付も他に人がいて一人ぐらい抜けても・・・・
そう反論しようとしたら視界が一変した。 ・・・・・えっ! こ・・・・・ ここは?!
「アー ごめーんネ? 強硬手段。 暗部待機室に瞬身移動したから。」
「あの任務はボク達が引き継ぎます。 あなたには別口でコレを。」
「・・・・・・・・Sランク任務同行要請・・・・??」
なんと暗部のお二人がDランク任務を引き継ぎ?! で、代わりにSランクに同行とな?!
そんな無茶ブリあるか!! Sランクなんぞ、同行するだけでも・・・・・ ひぃっっ!!
「あー 俺らと一緒に殲滅任務へ同行してもらう。 後ろで隠れてていいから。」
「ちょっと難易度の高い遠足だと思えばいい、命は守ってやるから。 な?」
「ごめんなー 部隊長たちって・・・・ イルカ先生狙ってるんだよなー。」
「なんとかイルカ先生と接点持ちたいらしいんだよ。 涙ぐましい努力だろ?」
・・・・・・・・・・マジで? Sランク任務に・・・・ 同行しなくちゃならないの?!
い、いやそんな事より、海野中忍と接点って・・・・ 狙ってるって・・・・・ マジでぇ〜〜〜〜?!
カカシさんとテンゾウさんの姿は既にない、どうやらアカデミーに向かったらしい、速攻だ・・・・・
こんな事なら子供の話を聞くのが面倒でも、アカデミーにとっとと向かってれば!!
今更そう思っても後の祭り。 暗部隊員の面々に、ポンポンと肩を叩かれて出発を促される。
「い・・・・ 生きて帰れますよ・・・・ ね?」
「「「「それは俺らが保証する!」」」」
「・・・・・・よ、よろしくお願いします・・・・・」
あなたはDランク任務から中忍人生初のSランク任務へ。 暗部の背に隠れつつ生還せよ!(爆)