三角の愉快な人達 その1
ABC
DEF
(めんどくさいからこの姿のまま休んでるか。)
(ですね、小動物なら誰も気にとめないだろうし。)
「お、元気のない犬猫発見!! どっか怪我してるのか?」
「「・・・・・・。」」
「痛いの痛いの、俺にこーいっ! よし、もう移したぞ?」
「「・・・・・・。」」
「ふんふん♪ 仲良し〜な犬と猫〜 ♪♪」
((何アレ・・・・・ 思いっきり、惚れた!!))
「「じゃぁ、任務だ。 がんばって オチビさん達?」」
「イルカ先生、これで名前覚えるかナァv」
「もうバッチリ、インプットですよ、先輩!」
「カカシ上忍ってー、凄いかっこイイー。」
「ヤマト上忍もー、強くて優しいのー。」
「・・・・・・・ほう。」
「ウドン・モエギ、棒読み過ぎだから。 何をもらった?」
「「えっと・・・ 甘栗屋の栗ようかんと・・・・」」
「それは買収という犯罪です、速攻で返して来なさいっ!」
「「え-ーっ?! どうしよう、食べちゃった・・・・・」」
「アンタ、情人になってみない?」
「あ、ボク達のって事ですよ、もちろん。」
「・・・・・・間に合ってます。」
「「え?! 他に男いるの?!」」
「なんで男限定ですかっ! 彼女がいるんですっ!」
「あ、あの女? 人柱力拉致目的の間者だヨ、アレ。」
「さっき殺しといたから、もう大丈夫ですよ!」
「・・・・・マジでか??」
「「マジな話です。 だから情人になって?」」
「イルカ先生、ココは?」
「んっ、あっ! 気持ち、いい・・・・。」
「こっちも同時にしてあげますね?」
「うっ! 気持ち良くて、死にそう・・・。」
「「ちゃんと労わってあげなきゃ。 ね?」」
「すごい、上手、です、さす、が上忍ですね、いたっ、ぁ!」
「なぁ。 イルカ、気持ち良いんだと。」
「受付で手の平マッサージ、当然だろ?」
「・・・・・喰われるよな、アレ。」
「・・・・・うん。 確定だな。」
「イルカせんせい、だ〜いすきv」
「ありがとう、モエギ。 先生も大好きだぞ?」
「「イルカせんせい、だ〜いすきvv」」
「はは、先生も大好きだぞ? どこのクラスだ?」
「「解!! 上忍です、何か問題でも?」」
「またあんた達かっ!! 問題だらけだろう!」
「醤油のいい匂い! イカの串焼って食欲を・・・・」
「イカのニオイが好きなの? 焼く前のニオイは??」
「ヌルっとした感触や、白い色は抵抗ないですか??」
「また出たっ!! 俺に何をどう答えろと?」
「「全部好きだと言って!!」」
「はーい、イルカ先生、ア〜ンv」
「あ〜〜〜〜ん! モグモグモグ・・・・」
「ホッペタ可愛い、リスみたいv」
「次はボクです、はい、あ〜んv」
「ア〜〜〜〜ン! モギュモギュ・・・・」
「あはは、ホントだリスみたいv」
「交代で俺に変化して食事は・・・・ 楽しいですか?」
「「もちろん 本物がいい! はい、あ〜んv」」
「するかっっ!!」
「先生、飼育小屋のウサギが子供を産みました!」
「ほんとか?! どれどれ・・・・」
「ほら、小さい二匹、可愛いの、見て〜!!」
「おお〜、ちっちぇ〜。 早く大きくなれよ?」
「イルカ先生、露骨・・・vv」
「いつでも大きくしますよ?!」
「そこまでして何を求めてるんですか、俺に。」
「「何って・・・・ ナニをvv」」
「イルカ先生、よく見えないよ?」
「ん・・・・ こうか?」
「だめ! もっと広げてくれなくちゃ。」
「ん・・・・ こうか?」
「ちょっとアンタ!! なんなの?!」
「子供に何を、教えてるんですかっ!」
「大陸の地図を広げてるだけですが。 何か?」
「火の国と・・・里の・・・位置?」
「あ、世界地理の・・・・お勉強?」
「・・・・・・・・何と間違えたんですかね?」
「「ナ〜ゴ!! ニャオ〜ン!!」」
「先生、あの猫さん首噛まれて痛そう・・・ 喧嘩してるの?」
「いや、違うぞ?〈発情期か。 なんて説明するかな・・・〉」
「猫がセックスしてるトコ。」
「オスがメスに入れてるんです。」
「ぎゃぁーーっ! なんでストレートに言うんですか!!」
「先生、セックスって・・・ナニ?」
「・・・・・・。」
「「実演みたい?」」
「もう、どっか行って下さいっっっ!!!」
「ダメだとわかっていても、言わなければならない時がある!」
「そうです! 無駄だと言われても、最後まであきらめない!」
「「それが誇り高き、木の葉隠れの上忍ですっ!!」」
「・・・・・・だから?」
「「イルカ先生、結婚してvvv」」
「上忍だろうが、何回言っても無駄ですよ?」
「もう一回やってみろ?」
「え〜っと・・・・ こう??」
「そこだ! 金太、間違いだ、そこは・・・・」
「「ええ?!」」
「出た! ・・・・・今度は何ですか?」
「だって、キンタマ違いって言うから・・・・v」
「先輩とボクの? いつ見たの? って・・・v」
「先生、あの人達の話し聞いてあげなくてイイの?」
「金太・・・・ お前はそのままで育ってくれ。」
「あ、イルカ先生だ、ヤベ! しまえ、見つかるぞ?!」
「今日は抜き打ち荷物検査をする! 各自机に出せ!!」
「え〜!」「マジかよ〜」「くそ〜没収かぁ」「ぶー!」
「ははは、油断大敵だぞ、忍びは裏の裏を読め、だ!」
「生徒の前ダヨ?! 出るかなぁ、でも頑張ってみるネv」
「お手本机上プレイか。 いきなりマニアな注文ですねv」
「ぎゃっ!! いつの間にっ!」
「「見られると興奮するの?」」
「アホかっっ!!」
「チャーシュー麺大盛りで!」
「あいよ、イルカ先生、チャーシュー多めに入れとくよ!」
「やったーー! いっぱい入れて!! ラッキーv」
「“いっぱい”なんて・・・・ 卑猥なイルカ先生v」
「“入れて”なんて・・・・ おねだり攻撃ですか?」
「ぎゃぁ!! なんですか?! 何なんですか?!」
「「さ、お家にかえりましょ?」」
「声に出して言いました、ありがとう。 それは・・・」
「そうです! 声にしないと伝わらないんです!」
「さあ、これも大きな声で読み上げて下さいっ!」
「「いちにのさん! はい、どうぞ!!」」
【俺と結婚して下さい、愛してます】
「「「イルカ先生、お話の続きは??」」」
「・・・・今読み聞かせの時間です。 ヒマ上忍は退場!」