三角の愉快な人達 その5
@AB
CEF
「なんですか、これ。」
「ボクのモノていう印の、葉っぱマークですv」
「オレの持ち物は当然、へのへのもへじデスv」
「いや、それはわかるんですが・・・・・・。」
「「自分のモノには名前を書けって、言ったじゃないですか!」」
「だからって・・・・ 俺の尻に??」
「「葉っぱとへのへのもへじを書いてみましたvv」」
「こらこら、そんなにくっついちゃ、何も出来ないだろ、ん?」
「・・・・・えへへ。」
「ははは、かわいーなぁv ご飯粒ついてるぞ? ほら。」
「あ、アリガト・・・・。」
「思いっきりギューってしたいけど、いい?」
「キィ―ッ! ナニこの違いっ!! 子供だとこうなの?!」
「先生は、ちっちゃいボク達の方が好きなんですかっ?!」
「おふたりの変化だからです! 決まってるでしょう?」
「「・・・・・・・・・この天然タラシめ、大好きv」」
「イルカ先生、ホント美味しそうに食べるよネ〜。」
「ふたりとも、葛湯食べないんですか? 美味しいですよ??」
「くすっ! 甘味は見てるだけで充分です、ふふふっ!」
「ふたりの為にとって置いたのに。 すごくトロトロですよ?」
「「・・・・・・トロトロなんだ。」」
「?? あの・・・・・ なんで大きくなったんでしょう??」
「「ニュアンスで・・・・・ なんとなく、かな?」」
「ねぇ、イルカ先生・・・・ イキたいんでショ?」
「強情ですね? コレがないとイケないくせに。」
「うっ・・・・ なんで 朝からこんな事・・・・・・。」
「はいどうぞ、先生。 ドアオープン! 行ってらっしゃいv」
「はいコレ。 教材が入ったカバンです、行ってらっしゃいv」
「毎回、ヘンな言い回しのお見送りは、ヤメテ下さい、もうっ!」
「すみません、俺。 明日、出になってしまいました。」
「エッ?! 次の三人そろってのお休みで、って話は?!」
「ボクと先輩とで、良いお酒を仕入れてきたのにっ!!」
「あー、それは残念。 また次のお休みに持ち越しです。」
「でも本当に出来るんですか? わかめ酒ならぬきのこ酒。」
「出来るに決まってるでしょう!? ボク達は忍者ですよ?」
「先生なんだから、液体ぐらい股に溜めておけるでショ?!」
「イルカ先生、ニューカカちゃんで、頑張って来ます!」
「えへへ、ボクもニューヤマちゃんで、頑張りますよ!」
「はい、気をつけて。 行ってらっしゃい!」
「「行ってきまぁーすvv」」
「イルカ、聞いても良いか? かかちゃんとやまちゃんって?」
「ああアレ、暗部の面。 名前有った方が、大事にするだろ?」
「・・・・って事は、おまえが名前つけたのか・・・・・。」
「・・・・なんでいつも当然のように、俺が下なんですか?」
「ナニ? イルカ先生、上になってみたいというコト?」
「まあ、趣向をかえてみても良いでしょう、たまには。」
「先生、指からめて? 見ててあげる。 ふふ、騎乗位楽しみv」
「ん、こんなの、上じゃ・・・ な、い・・・ やぁっ・・・」
「ちゃんと上だヨ? ほら頑張って、まだヤマトが残ってるよ?」
「美味しそう・・・・ イチゴなんてどう?」
「あ! 先輩、見て下さい、メロンもある!」
「お、ホントだ! フルーツ買い占めちゃう?」
「そうですね、今の内に買っちゃいましょう!」
「・・・・・・・こんなに一杯?」
「「売り切れる前に買い占めてきた!!」」
「もう当分、ローションは買っちゃ駄目ですよ?」
「「はーいvv」」
「ん、お疲れサン。 次のヤツ! もたついてんじゃないヨ!」
「こんな端折った報告書、通せません! もう一度書き直し!」
「・・・・・・なんで受付に、カカシ上忍とヤマト上忍が??」
「代わりのボランティア。 イルカ、風邪で寝込んでるんだと。」
「・・・・・ホントに風邪だと思うか? 超不機嫌なんだけど。」
「何でもいいから、早く帰ってくれないかなぁ、戦々恐々だよ。」
『今日の受付けヨロシク。 さもないと、もう挿入禁止です!!』
「ネ、イルカ先生。 オレのいいところ探して?」
「面倒見がよく、すごく寛大な方だと思います。」
「じゃ、ボクのいいところも見つけて下さい。」
「でしゃばらず、気配りがちゃんと出来る方ですね。」
「おふたりが、過去にとらわれないところも大好きです。」
「「イルカ先生!! 大好きっっ!!」」
「や、ちょ、まっ・・・・・ あ・・・ ゃぁv あんv」
「「先生のイイとこは、ここと・・・ ココ。」」
「イルカ先生、コレが欲しいでショ?」
「こっちも欲しいんじゃないですか?」
「うっ、くっ・・・・・」
「は、早く・・・・ 後ろが・・・・」
「そんな顔されたら、仕方ないですねv」
「モウ! 待てないんだカラ、先生はv」
「後ろがつかえてますっ! 早く報告書を提出しなさいっ!!」
「「は〜〜〜いvvv」」
「ぎゃぁーーーーっ! 何してくれてるんですかっっ!!」
「なんでそんなに怒るの?! いつものコトじゃないっ!!」
「先生の鎖骨に痕つけるのは日課ですっ! そうでしょ?!」
「ちゃんと俺の話を聞いてましたか?!」
「明日はアカデミー職員の健康診断だ、って言ったのにっ!」
「「・・・・・・あ。 ごめん、忘れてたv」」
「おはよう。 ん? イルカ、何それ。ぬいぐるみ?」
「うん、お手製の犬と猫、可愛いだろ? 器用だよな〜。」
「隠しカメラ入ってたりしてなー? ははは!」
「いくらなんでもソレはないだろ! あはは!」
「殺風景な受付がホンワカして、いい・・・・ はっ?!」
【先生へ、二回接近を感知、離れなければ攻撃する!】
「は、離れます! 離れますからっ!! こえ〜っ!!」
「感知式の迎撃人形?! 上忍ズ、容赦ねぇな・・・・」
「約束でショ、全部飲んで。 ホラ、がんばって、イルカ先生?」
「ぅ・・・・ ん、ん、ん・・・・。」
「あ、もう! たらしちゃ駄目ですよ。 拭いてあげますね?」
「んんーっ! うぅうぅ!」
「なんだありゃ? 飲むヨーグルト??」
「毎朝飲むらしいんだけど、イルカだけ飲み忘れたんだと。」
「んで、受付で無理やり飲ませてるんだ? なんだかなぁ。」
「ここで起てた奴さ、後でふたりに殺られるよな、多分。」
『わ、悪い、背中の、蛙、取って、くれ、うぅ〜〜 !!』
『イルカも入れられた? 今年の新入生は大胆だな、あはは!』
『う、笑ってない、で! 気持わるい! わ、わ、は、やく!』
『あはは! 待ってろよ? 今・・・・ ぎょわぁっっ!!!』
『ストップ! 背中と言えど、先生の肌に触れないでくれる?』
『ホント大胆なコトするネ。 ・・・・・はい、取ったヨーv』
「・・・・・・って事が、昨日あってさ。 だから・・・・。」
「この教室の蛙は全部、変化の術をかけられた生徒、てか。」
「カカシ上忍とヤマト上忍、目が笑ってなかったもん・・・。」