三角の愉快な人達 その4
@AB
DEF
「ここをこうやって、手前にやって、向こうにやって・・・」
「・・・・・・・。」
「・・・・・・・。」
「あ、あれ?? わかりにくかったですか? じゃ、もう一回。」
「「ヤル、ヤルって連呼しないで!!」」
「だーーっ! 組み紐の結び方ですよ、何考えてんですかっ!!」
「「起てた責任とって!」」
「イルカ先生〜 この塩、ドコに入れるの?」
「ああ、この容器に。 あと、じょうごも。 はい。」
「わわわ、じょうごが大きいから、下が見えない・・・。」
「こぼさないで下さいね? もったいないから。」
「ああ、もう少し多めに! もうちょっとちゃんと入れて!」
「もう! 思い切って! そんなゆっくりじゃ駄目ですっ!」
「「・・・・・・・・ヤル。」」
「ちょ、ちょっとっ! なんでこの流れでそんな・・・・」
「「先生が、イヤラシイからっ!!」」
「ふふふ、イルカ先生、欲しいですか?」
「くそっ・・・・。」
「ネ、誠心誠意、お願いしてみて?」
「・・・・・誰がっっ!」
「えーいっ! こうなりゃヤケですっ!!」
「「えっ?!」」
「なめんなよ?! このまま学校に行きますっ!!」
「ギャーーー、イルカ先生タンマ! 返すからっ!!」
「ちゃんとパンツはいて行って下さいっっっ!!」
「痛っ!! 汁が目に入った!! いててて・・・」
「・・・・あんまりこすらない方がイイよ?」
「・・・・大丈夫ですか? はい、ティッシュ。」
「ありがとうございます、ミカンの皮って剥く時に・・・・」
「・・・・・誘ってるネ。」
「・・・・・誘ってますね。」
「どうやったらソコに行き着くのか、聞いてみたいよ、俺は!!」
「「喜んで!! 一晩中、たっぷりと聞かせてあげますっ!」」
「Aランク任務、お疲れ様でした。 ・・・・お帰りなさい。」
「うみの中忍にそう言ってもらうと、なんかホッと、しない。」
「??」
「で、出来れば話しかけずに確認してくれると、ありがたい。」
「そうそう、Aランクの後は疲れてるんだから。 ネ?」
「とっとと確認してあげれば、早く家に帰れます。 ね?」
「Sランク帰りのそこのふたり。 すぐに家に帰って寝なさい!」
「「うん、わかった! 布団敷いて待ってるから〜vvv」」
「「さあ、約束通り言って下さい、さあ、さあ!」」
「うぅ〜〜〜 お帰りなさい、マイダーリンズ・・・・。」
「「ただいまーv マイハニィーvvvv」」
「なんだあれ。 受付に洋風なのがいるな・・・・。」
「昨日さ、洋画の途中で盛って、約束したんだと。」
「我慢できなかったヒトが外国風にお出迎え。」
「対カカシ&ヤマトだろ? イルカ無駄に漢だな。」
「イルカ先生、どうしても教員飲み会に行きたいんですか?」
「お金も先に払ってあります。 当然俺も、参加しますよ。」
「ねぇ先生、どうしても行きたいなら、お願いしたらどう?」
「うっ・・・・ の、飲み会に、行っても良いデスカ。」
「駄目。 それじゃ聞いてるだけ、お願いではありません。」
「オレ達に内緒にした罰。 ちゃんとお願いしなさいヨ。」
「くっ・・・・ 飲み会に行かせてください、お願いします。」
「「よく言えました! いっぱいイカせてあげますっっ!!」」
「俺の馬鹿! 絶対こうなると思った!! くそぉーーーっ!」
「ぎぃやぁーーーっっ!!」
「「イ、イルカ先生、どうしたの?!」」
「お、俺の・・・・・・」
「ああ、ソレ。 オレ達サ、今日から長期任務だからネ。」
「一ヶ月もなんて、心配でどうにかなっちゃいますもん。」
「だからって、勝手にハートの形に剃るなっ!!」
「「先生、爆笑されるから、誰にも見せちゃ駄目だよ?」」
「見せるか! 良い年した男が、陰毛ハートかよ・・・。」
「イルカ先生の好きなモノは温泉だコレ!」
「おー、木ノ葉新聞の取材か? 感心感心。 情報源は?」
「ジジイだコレ! よく一緒にソージにいくって言ってたコレ!」
「あはは、ソージじゃなくて湯治、最近行ってなかったし・・・」
「嘘言っちゃいけません! ちゃんとイッタじゃないですかっ!」
「昨日だって、イルカ先生 イキッパナシだったでショ?!」
「だぁーーーーっ!!! やかましいっっっ!!」
「イルカ先生の好きなモノはコレとコレ!!」
「ソーセ―ジじゃなくてフランクフルトサイズ!!」
「イルカ先生はフランクフルトが好き、追加だコレ〜!」
「わーーーっ!! 木ノ葉丸待てっ! ヘンなコト書くなっ!!」
「ねぇ、イルカ先生、泣いて帰って来たんだケド?」
「先生は、あなたに呼ばれて行ったんですよね?」
「あ、あの・・・・・。」
「ヤメテ下さい! 河野先生は関係ありませんっ!」
「「・・・・・庇う気?」」
「あ、あの、獣医の河野です、ハジメマシテ・・・。」
「俺が仔馬の出産に立ち会わせてもらったんですっ!」
「「・・・・・・イルカ先生、紛らわしいっ!!」」
「ちょっと! ゴミの袋は有料なんですよ?!」
「でもこれ以上詰め込んだら破れちゃうヨ?」
「何言ってるんですか、こうやって伸ばして・・・」
「先生、そんな詰め込んだら駄目ですってっ!」
「大丈夫です、優しく伸ばせばまだ入りますっ!」
「「・・・・・・・・起った。」」
「え?! ど、どのあたりで??」
「「優しく伸ばすから、同時に入れてみていい?」」
「そこか。 ・・・・・絶対無理だから、それ。」
「一秒以内に目をそらすこと・・・・。」
「そうです。 それから?」
「一分以上、対応しないこと・・・・。」
「ん、よくできました。」
「なんだか腑に落ちませんが・・・・。」
「なんだ? 凶暴な外回りの上忍でも帰ってくるのか??」
「カカシさんとヤマトさん、任務で一週間いないんだと。」
「なるほど。 受付イルカの癒しオーラ防止作戦か。」
「砂周辺はまだ危険です、行ってらっしゃい、御気をつけて。」
「ああ、その・・・・ いや、なんでもない・・・ じゃぁ。」
「イルカ、真心オーラ全開だな? 珍しく髪下ろしてるし。」
「あんな感じで送り出されたら、誤解する奴いるよな、絶対。」
「自分に欲情するのはふたりだけだと証明するらしいぞ?」
「はあ?! お前知ってんなら止めろよっ! あ、手遅れだ。」
「「・・・・・・イルカ先生、何やってんの?」」
「そんなの、結婚したら普通デス!」
「そうです! 皆やってますよっ!」
「そ、そういうモノですか?」
「「そういうモノなんですっ!!」」
「むぅ・・・・。 少しだけならいいか・・・・。」
「「やったっ! レッツ、強姦ごっこっ!!」」
「え・・・・・・ 今からですか?!」
「「当然!! さ、先生、逃げて?」」