三角の愉快な人達 その6    @AB CDF



「あ・・・ あ、やめて・・・ やめて下さいっ!」
「ダ〜メ。 コレはお仕置き。 イルカ先生約束破ったモン。」

「上忍とツーマンセルはボク達の許可を取る、だったでしょ?」
「だってガイさんですよ? 何もおきませんよ、もうっ!」

「「それでも、約束違反っっ!! うりゃっ!」」
「あーっ、くそっ! 俺の白ご飯が、鶏そぼろ飯にぃっっ!!」




「う〜ん、そう言われてもねぇ。 心当たりないヨ?」
「ボクも先輩と同じく、思い当たる節がないです。」
「そんなはずないっ! 胸に手を当てて聞いてみて下さい!」
「「なんと、胸に?!」」

「んぁ! そうじゃな・・・うぅん、自分のっ、ふっ、ぅ!」
「「手だけじゃなくて、口も当ててあげるね?」」




「「イルカ先生。 好きって10回言って下さい!」」
「お、言葉遊びですね? 分かりました、すきすき・・・・」
「「どこらへん??」」
「どこって・・・・ おふたりの全部が好きですよ!」

「「了解っ! キスしまぁーすvv」」
「え?! あ・・・・ ん! んん、はぁ、うっ、ん、ん。」
「「もう、全部だなんて言っちゃってv ちゅ! ちゅ!」」




「わ、こんなにっ! 凄い、どうしたんですか?!」
「ふぐ漁のお手伝いに七班で行ったんデス! お土産!」
「お! 先輩、ご丁寧に、薄造りにしてありますよ?」

「今日の食事は凄いご馳走ですね、豪華な夕飯ですよ!」
「豪華な夕飯・・・・」 「ご馳走の薄造り・・・・」
「????」

「「イルカ先生に盛付けして食べるっっ!!!」」
「反対っ!! 俺が食べれないじゃないですかっ!」




「イテッ! あー やっちゃった・・・・って、うおっ!!」
「あ・・・・ ごめん、つい情景反射で・・・・ははは!」
「ははは じゃない、イルカッ! お前おれを殺す気かっ!」
「大げさだなぁ、舐めても治らないのは知ってるけど。」

「紙で切るなんて、受付忍の不注意ですよね、カカシ先輩?」
「フ〜ン。 先生に舐めてもらう為に、ワザと指切ったの?」
「ぎゃぁっ! か、完全な不可抗力です、見てたでしょ?!」
「「受付の皆さん、ちょっとイワシ中忍借りるから。」」

「・・・イワシ、生きて戻れよ・・・・。」
「・・・イワシ、骨は拾ってやるからな・・・。」




「・・・・・考えましたネ、イルカ先生・・・・。」
「・・・・・確かにボク達は、甘味が苦手です。」

「ほっ、よかった。 明日体術の授業が・・・・ へ?!」
「「生クリーム塗ったくったぐらいで、諦めるとでも?」」
「えっと・・・・・・ あの、俺の口、今、甘いですよ?」
「「毒を食らわば皿まで!」」

「あーーー ・・・・・・俺、地雷踏んだ?」
「「今日は朝まで生クリームプレイです!」」




「へー、まだあったんだ、ソレ。 YES NO 枕。」
「ははは、披露宴のビンゴの景品で当たっちゃいました。」
「OKの日は YESで、駄目な日は NO でしたよね。」

「イルカ先生、せっかくだから使ってみますか?」
「え・・・・ 俺、拒否権行使してもいいんですか?」
「ナニ言ってんの、そんなワケないじゃない。」

「「朝までOKならYES、夜のみならNOですっ!!」」
「それじゃ、YES NO枕の意味がないじゃないですか!」




「お―、これが噂の泡立ちコーヒーか・・・・ うん、美味い!」
「あははは! イルカ、ガキみたいだぞ、口の周り拭けよ!」
「ぶっ! 白ヒゲかよ! 先に泡を吸うんだよ、あははは!」
「わ、笑うなよ、始めてだからしょうがな・・・・ わわわっ!」

「なあ、今のふたつの風は・・・・ カカシ上忍とヤマト上忍?」
「・・・・・聞くなよ。 イルカ、拭いてもらってよかったな?」
「あー まあ、な。 拭くと言うよりは、舐められたんだけど。」
「「さ、さすが上忍・・・・」」




「先生ったら。 お口をそんなにイッパイ広げちゃって。」
「涙目になってますよ? あ、ほら、こぼれちゃいます。」
「・・・・・・・あ〜 ふー ん・・・」

「「もう! イルカ先生のエッチ!」」
「アクビひとつで、そんな発想になる方がエッチですっ!」




「・・・はっ! い、いつの間にリボンなんか・・・」
「「紺のリボンつけたイルカ先生、可愛い〜vv」」
「そ、そういう問題じゃありませんっ!!」
「オレは銀にしたのヨv」 「ボクは緑にしましたv」

「・・・・ご自分のブツにもつけたんですか・・・・」
「「パオ〜ンv 紺のゾウさん、遊びましょう?」」
「・・・・今から紺のゾウさんは、夜勤です・・・・」

「「えーーっっ?! 明日じゃなかったの??」」
「だから今日。 もう日付変わったでしょう?」
「「あ・・・・。」」




「うぉ?! あの屋上のモザイクゾーンなんだ?!」
「ああ、イルカだ。 昼食べた後、うたた寝してたんだと。」

『ボカシの幻術をかけて・・・・・ これでヨシ、っと。』
『ボクは目覚し花を・・・・ 時間が来たら起します。』
『『午後の授業まで、寝かせてあげてね?』』

「・・・・とか言って、旦那達は任務に行ったらしい。」
「寝顔を見せたくないなら、次の日に響かない様に・・・・」
「お前、それカカシさんとヤマトさんに言えるか?」
「・・・・・そんな命知らずな真似、出来る訳ないじゃん。」




「ん? なんだコレ、保湿液?? なんでこんなのが受付に?」
「ああ、おれの。 指先がガザガザするから。 使ってみる?」
「・・・・・お、クリームと違って、すぐ乾いていいなぁ!」
「だろ? 書類にシミもつかないし、おススメだぞ。」

「イルカ先生が、手に白いもの塗ったくって誘ってるヨ?」
「ほんとにイヤラシイひとですね、夜の受付で、なんて。」
「「先生ー、もっと上質のモノを塗ってあげますぅっvv」」

「オウ、お待たせ交代・・・・ って、イルカは?」
「・・・カカシさんとヤマトさんが持って帰った。




「ふふふ。 ここなら、目立たなくてイイよネv」
「密かな主張なら、先生も気に入ってくれますv」
「う〜ん・・・・ あ、おはようございます・・・・?」

【カ カ シ の v】 【ヤ マ ト の v】

「「見て見て、イルカ先生! 力作vv」」
「・・・・・・・俺の足の爪に??」
「「愛の主張 ぺディキュアですっっvv」」
「・・・・・ほう?」




「フフッv 半開きのお口で誘っちゃって。 イルカ先生ったらv」
「溢れてくる唾液を舐め取るこの舌、無意識エロですよね、先輩v」
「うん・・・・ もう・・・ いっぱ、い・・・ んん・・・」
「「きゃー、ナニで一杯なの? イヤラシイw」」

「・・・起してやれば? 受付で居眠りはマズイだろ。」
「ヤダよ、殺されそうだもん。 お前こそ起してやれヨ。」
「・・・・おれには、ヨダレ垂らして寝てる様にしか見えない。」
「同感。 一楽で食ってる夢なんじゃねぇの? イルカだもん。」