狛犬さんの事情 5
@AB
CEF
GHI
ウン、忍術解禁、部隊長が許可したから。 イルカ君を先に助けて、なんてやってたら発射しちゃうヨ。
その間にもしも逃がしたらシャレにならない。 二人ともイッてブルッてる間に逃がしましたとか。
ただでさえオレ達は、発射のタイミングもゴールデンコンビなんだから! 飛ぶヨ、テンゾウッ!!
天窓をブチ破り印を組みながら術を発動。 イルカ君の転がっているベッドにさえ当たらなければイイ。
「「イルカ君っ!!」」
「はっ!! カカシさん、テンゾウさんっ!! 一体どうなって・・・・・・・・ ぁぁあんv」
「「・・・・・・・・・・。」」
・・・・・ストップ。 コレは・・・・・ イルカ君の中に・・・・・ なんか入ってるの??
なんでこんな美味しそうなコトになったのか、ものスゴク興味はあるケド。 今優先すべきは息子事情。
イルカ君が自分の尻たぶを持って、自分の背中越しに覗こうとして・・・・・ ビクリと震えた。
でもって“ぁあんv”だとぉ?! パツパツになって主張している息子の為、ズボンを速攻下ろした。
「「・・・・・っくっっっ!!!!」」
「ぁ・・・・ お尻にかかった・・・・・ なんでそんなに元気なんですか、もう!」
「・・・・ご、ごめーんネ? 諸事情により暴発続きでサ・・・・・」
「・・・・ボク達暗部は、いつでも出せるように訓練してるんだよ。」
「うん、この前もそう言ってたもんね? ・・・・また塗る? ・・・・・はい、お尻。」
「「・・・・・・・・・・うんvv 〈ヌリヌリ・・・・・〉 」」
ヤバッ! デンジャラスイルカ君がオレ達のがかかった尻たぶを開きながら、塗るかと聞いて来た。
この前、暴発だらけで塗ったくったから。 中にたどり着けないなら、肌に塗ったくっちゃえ! って。
オレ達の出したモノは、すっかりイルカ君の認識で、自分に塗るモノだと思っている。 ヤ、嬉しいケド。
あと、顔の周りについたものは舐めるモノ、って認識してる。 ヤ、コレも最高に嬉しいケド!
『 飼っていたウミガメが死んでしまった。 産卵の為に海へ連れて行ってやろうとしていた、その矢先。
それ以来僕の友人は毎日、死にたい死にたいと絶望しています。 明日にでも後を追いそうで・・・・
なんともいえない優しそうな方。 どうか、どうかお願いします・・・・ そんな僕の友達の為に・・・・
力を貸して下さい。 ウミガメのウメちゃんの産卵を見せてあげれば、元気が出ると思うんです! 』
・・・・・・・・・って。 あのネ、イルカ君。 そんな不自然な話があるワケないでショ?!
なんなのヨ、ウミガメのウメちゃんって!! 産卵だぁ?! そんなのに引っ掛かるなんてどういうの?!
確かにイルカ君は人の話をナンでも信じちゃうケド! ソコは仮にも木の葉の中忍でショ?! 疑ってっ!
そんなの信じて仲間の中忍を追い帰しちゃったの?! ソレのどこが、“本当に困ってる人”なのヨ!!
あり得なーいっ!! そりゃ確かめてみたくもなるよネ。 中忍ズの気持ちも分からないでもないヨ。
でもそんなあり得ないコトも信じちゃって、助けようと思ったんだよネ。 それがオレ達のイルカ君だもん。
で、現在イルカ君は卵らしきナニかを入れられちゃって、ベッドの上でビクビク震えてるのネ?
「でも恥ずかしいじゃないですか。 だから自分で入れます、って・・・・・」
「・・・・・・・・イルカ君、自分で・・・・卵、入れたの?」
「はい、ウミガメに変化して産んであげようと思ったんです、俺。」
「・・・・・・・・で、一生懸命、全部入れちゃったんだね?」
「本物の卵じゃないですよ? なんと真珠らしいですよ? なんとかパールって・・・・」
「「・・・・・・・・・・・。」」
それはアナルパールという、れっきとした快楽の為の道具。 尻に入れて一気に引き出して楽しむもヨシ。
一個一個バラして埋めて遊んでもイイ。 当然その場合、一個一個ひり出さなくちゃならないの。
どうやらイルカ君が入れたのは、繋がったままじゃなくて個別にバラしたアナルパールらしい。
・・・・・・・ん?? でもなんで“ぁあんv”なの?? たまにビクってするケド・・・・ まさか。
「イルカ君、まさかソレ。 ・・・・・・・中で動いてるの?」
「そうなんです、どれだか分かりませんが動くんですよ・・・・・ ぁ・・・・・ んv」
「振動機能付きでしたか。 厄介ですね・・・・ リモコン、焦げちゃってますよ、多分。」
「ん・・・ ちょっと待って下さいね、今、産んじゃいますから・・・・ ぅふぅ・・・」
「「イ・・・・・・ イルカ君っっ!!」」
だからっ!! どうしてイルカ君は絶妙なタイミングで、デンジャラスイルカ君になっちゃうの?!
またオレ達のが元気になっちゃったじゃないっ!! モウ!! 仕方ない、テンゾウ、出すしかないヨ?
くそ! イルカ君がオレ達に尻を向け、お菊ちゃんを引っ張りながら出産し始めた。 超絶猛烈、大興奮。
オレ達はまたもデンジャラスイルカ君に煽られて発射してしまった。 取り合えず塗っとこう、ヌリヌリ・・・