あなたな生活 7   @AB CDE GHI JK




チョト落ち着ついて? アンタとはやり合いたくない。 ヤると言ってもホるホられるの意味じゃないヨ?
お互いイルカに落とされた者同士、ライドウにはちゃんと認めてもらいたい、って思ってるのオレ達。
だからサ、まずそのイルカ乳首から指をどけて? それはオレ達のだから! 一番に舐める予定だったの!
今日はイルカに着物を着せて、帯ときごっこをしようと思ってたの! セーターからその手を出してっ!

「愛情だけを失くす・・・・ こんな高度な暗示、そうとうデキる奴だと思ってたが・・・ お前達か・・・・」
「「違うってっ!! 婚約者だからっ!! 同意の上での・・・・」」
「あれ? でも帯ときごっこは、まだイルカに相談してませんよ?」
「ン? ア、そっか。 今日、ひらめいたんだもんネ? フフフv」

「そうやって・・・・ イルカちゃんに暗示を・・・・ 暗部 四天王も地に落ちたもんだな・・・・」
「「 婚約者だって言ってるだろうっ!! 」」
「よく考えろ、カカシ、テンゾウ。 イルカちゃんの心が無くても平気か? それで本当に楽しいのか?」
「「だからっ!」」

「イルカちゃんは・・・・ お前達に暗示をかけられる前は・・・・ おれの事を愛していたんだ。」
「「それはナルトフェチの・・・・・・」」

「ぇ? そ・・・ そうなんですか?? 俺、暗示に・・・・ かかってるんですか??」
「ああ、そうだ。 でも、ゆっくり思い出していけばいいからな?」
「そんな・・・・ カカシさんと・・・・ テンゾウさんが・・・・・ ぅぅ・・・・」

・・・・・・・・は? イ、イルカ?! ナニ言っちゃってんの?! そんなワケないでショ?!
ライドウ、メチャ真面目なヤツだから説得力あり過ぎ! イルカがオレ達にウルウルした目を・・・・
違うから! ライドウの言葉にいくら説得力があっても、それは違うからネ? 泣かないのっ!!
コラ、ライドウッ!! イルカを泣かせるなっ! ・・・・ん? この場合はオレ達が泣かせたのか??

「ぅ・・・・う・・・・  っ・・・ はぁ・・・・ ぁ・・・・ な、に・・・・ ん・・・・
「イルカちゃん、泣くなら、気持ちよくて泣こう? ・・・・・ほら、これは? 気持ち良い?」
「「 こらぁーーー!! 」」

「ぁ、ぅ・・・・・ 気持ち・・・・ ぃぃ・・・・・・ はぁ、はぁ・・・・・ ぁ・・・」
「「 イルカッ! 気持ち良くなってる場合じゃないっ!! 」」



ライドウはまるでオレ達に見せつけるように、イルカを後ろから抱え直し、セーターの中に手を入れた。
イルカの弱々しい手は、ライドウの腕にかろうじて絡まってるだけ。 トロンとしちゃってる・・・・・
三十路近いオヤジめっ! ねちっこい触り方しやがってっ!! ナンだその微妙なセーターの動きはっ!

思いっきり雷切りかましたい気分だケド、体が重なってるから確実にイルカにもヒットしちゃうっ!!
もっと離れなさいヨッ! 今、ライドウに雷切ったら、イルカまで焦げ焦げになっちゃうじゃないっ!
やめて、って! イルカは母性本能モレモレだから、乳首は超性感帯なのっ! 刺激しないでっ!!
オレ達もあんまり反応いいから楽しくて、止められない止まらない状態になっちゃうケド! でもっ!!


「そうなんだ? イルカちゃんはここが凄く感じるのか・・・・・ どれ・・・・ んー ベロッv」
「はぁぅっ! っ・・・・ ぁ・・・・ゃ・・・ ゃ・・・ っ・・・・」
「「 ぎゃぁぁあぁぁっっ!! 舐めるなぁぁぁああっ!! 」」
「ははは、ほんとだ。 凄くビクビクして・・・・ 可愛い・・・・」
「「 それは売約済みの乳首っ!!」」

里の極秘事項だからナニ? そんなコト知るかっ!! またテンゾウに盆栽を出させればいいっ!!
潜入員の身の安全の為? 元猿部隊 部隊長だったシキさんの身を・・・・ 誰がどう心配するの?!
こうなったら・・・・ ライドウだけには本当の事を話すしかない。 イルカが草狩り人だったというコトを。
他の木の実の常連客には、さっきの筋書き通りでいいとしても。 イルカを側に置く決心をしたライドウには。

「ライドウッ!! イルカは草狩り忍なのっ!!」
「【木の実】は草寄せ場だったんですよっ!!」
「「マスターは元猿部隊の部隊長っっ!!」」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぇ?」

ねちっこい責めが好きそうな三十路前のライドウも、さすがにフリーズした。 フー やっと話せる。

あのネ? イルカは三年間、繁華街に潜ってた潜入員。 で、四代目の大ファンで超ナルトフェチ。
泣きながら告白されてグッとキタでショ? アレは望郷、ナルトに会えないから愚痴ってただけなのヨ。
もちろん口説き魔でも、酒に呑まれて自分の本音を言ったワケでもない。 ヤ、ある意味本音だけどネ。