呼びかけの間 1
@AB
CDF
GHI
JK
ぅう、驚いた。 興奮して、思わずミラ―舐めちゃったけど。 落ち着いて考えれば分かる事だった。
イルカの行動は、鏡を見ながらワセリンを拭きとった、だ。 イルカ側では普通の鏡だもんね、これ。
しかし、ただ胸を拭くだけで、こんなにエロいとは。 恐ろしき調教の成果だ、無意識エロティカ万歳!
片手で寄せて片手で拭きとる。 メントール入りかな? ウエットティシュがスースーするらしい。
ハーーーーッ と、自分の息を吹きかけていた。 乳首が立って、自分でブルブルッとしてる。
教えてない、こんな事、教えてませんよ、ボク達! 偉大な父上、三代目火影、あなたなんですね?!
「ボク達が来なかったら・・・・ チクチクするからって、自分で塗って・・・・・」
「しばらくして、ベタベタするからって・・・・ ウエットティッシュで拭く・・・・」
「するとスースーしてきて・・・・ ハーッ ってやって・・・・」
「温度変化に乳首が立って、ブルッちゃう・・・・・」
「「ビバッ! 三代目っっ!! 通好みなシナリオッッ!!」」
いや〜 楽しいですね、先輩。 これなんのご褒美ですかね・・・・・ あっ!! 佐和子さんかっ!!
先輩もボクも、同時に顔を見合わせた。 そうか! 佐和子さんに桜水饅頭を持って行ったからだ!!
ボク達が行った後、すぐにイルカを潜らせたのも、モザイク香を店に焚くよう、女将に指示したのも。
少しでもイルカの気配がしたらボク達は気付く。 遊んでくるのが分かってたんだ、ここに寄るのが。
「ウ〜ン ・・・・・やっぱりオレ達の使い方をよく知ってるよネ・・・・ さすが・・・・」
「あの浴衣も、三代目の特注ですからね。 水揚げの話が出た時から、策を練ってたんでしょう。」
「・・・・ってコトはサ、公認の・・・・・休暇??」
「もしくは、任務干渉を黙認・・・・ ですかね?」
ありがとうございます、喜んでご褒美を頂きますよ。 水饅頭の請求も計算の内なんですよね、三代目?
・・・・・え?! え?! 今度は何?? イルカが・・・・・ ドン引きした・・・・ 何を見たの?
マジックミラーの下を見て、上を見て。 ビックリして後ずさってる・・・・・ 何があるのかな、そこに。
モニター? ミラーを覗き込んだカカシ先輩が、斜め下と上にモニターの影らしきものが見える、と?
「あ、ほんとだ・・・・・ 先輩、これ。 【小部屋の見取り図】です。」
「・・・・・テレビモニターが設置してあるんだ? なんの為に??」
「まさか、こっち側の映像を流してるとか??」
「んなワケないでショ、こっちが覗くんだカラ。」
疑問はすぐに解けた。 イルカの表情で、何が映っているのか見当がつく。 ・・・・ポルノだね?
イルカの黒眼に焦点を当てれば、映り込んでいる男女の絡みのシーンが、ボク達にも見えた。
さらに女将さんは、ボク達が払ったチップに気を良くして、大サービスしてくれたみたい。
ボク達の覗き部屋のどこかにあるスピーカーから、海ちゃんの小部屋の音が聞こえて来る。
ビックリして後ずさったけど・・・・ 目が離せないらしい。 テレビをチラチラみてはモジモジと。
一生懸命スイッチを切ろうとしてるけど、多分そっちからは操作できないよ? ふふふ、困ってるね。
どうしよう、スイッチがない、ヘンな気分になって来た、カカシさん、テンゾウさん、って・・・・。
もう! イルカったら、ボク達に助けを求めてる。 いや〜 オロオロしてても可愛い・・・・。
こっちを見て・・・・ いや、テレビの画面を見て、足を止めて、またオロオロして止まって。
なんでこんなにエロティカ? いい加減上半身の合わせを開いたままだって、気付いてくれないかな。
いや、見ているのがボク達だから、それはそれで美味しいんだけど。 あ、ベッドに入って丸まった!
とうとう現状放棄か?! っていうか、ここが覗かれてるって、イルカは知らされてないのかな??
・・・・あり得るね。 三代目ならイルカに知らせてないと思う、呼びかけの間が、覗かれ部屋だって。
イルカは三代目から店の手伝いをしながら潜入しろ、とかなんとか言われているだけなんだろうね。
女将さんからしたら、手伝ってくれるということは、従業員としてこの部屋に入る、という事だし。
「「・・・・・これは・・・・」」
『ふっ・・・・・ ん、ん・・・・ くっ・・・・・』
「「・・・・・・・ヌいてる?」」
そりゃそうか、ハードポルノじゃ抜きたくなるよ。 一般人なら丸まっているだけに見えるだろうね。
スピーカーからゴソゴソモゾモゾ、布団の音を聞くだけだ。 でもボク達は忍び、それも優秀な部類。
イルカの体を知ってるから、今どんな格好で何をしているかなんて、すぐに分かっちゃう。
噛み殺したような小さな声も、湿り気がある微かな音も。 この良い耳で全部聞こえるんだよね。
思わずボク達も自分のモノを取り出してヌイていた。 皆で仲良く一緒にイこうね?
イルカの声のリズムに合わせて、手を動かす。 カカシ先輩、自分でするのって何年ぶりですか?
もう忘れちゃったヨ、盛り上ってる時に話しかけるんじゃないの、って律儀に答えてくれた先輩。
ボク達は仲良くイルカの名前を呼びながら、イルカと同時に出す。 今までで一番気持良い自慰だった。