あうんの門の狛犬 12
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そうですよね。 カカシ先輩・・・・ 意外性のある人、好きですもんね。 ボクも超鈍感過ぎました。
いくらイルカ君とはいえ、ヤローのゾウさんが可愛いなんて・・・・ 思う訳ないですもんね・・・・・
恥辱触手まみれにしたい、プリケツに突っ込んでみたいだなんて。 気付けよ! って感じですよね。
先輩と並んで一回出して、すぐ木遁触手を消した。 だってほっとくとひん剥いちゃっただろうから。
取り合えず、ボク達が直接触るのはまずいだろうという事になって、先輩の忍犬に里まで運ばせた。
イルカ君への思いを自覚したとたん、気を抜くと伸びそうになる触手を、カカシ先輩が燃やしてくれた。
ボクもお返しに、先輩が写輪眼で瞳術を発動しそうになったから、左目を葉っぱで隠してあげた。
木の葉の財源難を、その親しみやすさで救ってくれたイルカ君。 暗部の経費捻出係ともいえる彼を。
なんでもっと早くキープしなかったのオレ! 目先の食料に満足してちゃだめだろボク! と大反省。
青少年らしく欲にまみれた目で見ていた事、それに気付けなかった自分達の馬鹿さ加減に呆れる。
先輩、下忍監督忍でもある木の葉カンパニー会長に全て打ち明けて、交際を認めてもらいましょう!!
「なにぃ?! ウチの看板息子が寝てる間に入れただぁ?!」
「いえ、あの・・・・ 口にちょこっと触手をですね・・・・・」
「お前ら、男なら覚悟は出来ているだろうな?」
「ヤ、一応イルカ君もゾウさんついてるヤローですが・・・・・」
あうんの門を介してボク達とイルカ君との、その後の甘酸っぱい思い出を事細かに会長に話した。
何を勘違いしたのか、ボク達が我慢できずにイルカ君に入れちゃった、って話に変換されている。
確かにこの人は、思い込みの超激しい人だったけど・・・・・ あり得ない、どんどん話が・・・・。
・・・・・・は? 後一年のオアズケって何が?! ってか。 え、あの・・・・ いいんですか?!
「お前らが反省してるならもういい。 お前らがいたから、おれも安心して引退できたんだからな。」
「・・・・手先が器用な癖に、なんて大雑把な人なんだ、会長・・・・」
「それに寝てたなら、イルカは知らないんだろ? また明日はいつものイルカだ、ほっとけ!」
「そう言えば後腐れないって、花街でダントツの人気だったっよネ、このヒト。」
元暗部部隊長は、とてつもなく大雑把で後腐れなかった。 カカシ先輩が気ままな訳がわかりましたヨ。
確実にこの人の影響を受けてたんですね? ・・・・え? ボクも、ですか?? そうでしょうか・・・?
ではこれは、暗部の伝統って事でいいですね? はい、後一年、中忍になるまで我慢しますよ、ええ。
え、なんです? 一回入れたから思い出して影分身で自慰してろ・・・・って、なんですかそれ!!
「自分で自分をホっちゃうなんてムリだから、ソレ! そんなの全然楽しくないでショ!!」
「“一回入れた”じゃなくて“一回出した”って、ちゃんと言ったじゃないですか!」
「まあ、細かい事は気にするな、後一年の我慢だろ?」
「「気にするって! まだだからっ!!」」
「お! さすが黄金コンビだな、いい感じにハモってるぞ、はははは!」
「「ははは、じゃないっっ!!」」
「お前ら、ナニか忘れてないか? イルカは三代目にも可愛がられているんだぞ?」
「「・・・・・・・後一年、我慢します・・・・」」
そう言えばそうだった。 なんだかんだ言いつつも、三代目もイルカ君を可愛がっていますよね・・・・。
下忍の内は、一括してこの人と三代目に管理されているけど、中忍になれば木の葉カンパニーを卒業だ。
そうしたら、誰の目もはばかることなく触手まみれに出来るし、ゾウさんも菊ちゃんも舐め放題ですよ!
ハメるのは順番っこにしましょうね? お初はアミダで決めましょう、ジャンケンでもいいですよ?
「はははは! 若いって・・・・ いいな?」
「「ビバ、3p〜〜〜〜vv」」
「はははは! 我慢できなくなったら、また寝てる間にこっそりヤっとけ?」
「「了解っ!! こっそりは暗部の得意技っ!!」」
「はははは! 表では皆の憧れエリート暗部・・・・ 裏では?」
「「水鳥の遊泳っっ!! 見えないところで努力っ!!」」
「あはは! そうだ、それでこそ、おれが育てた黄金コンビだ!」
「「会長〜〜〜〜vv」」
さすがはボク達の育ての親とも言うべき人だ。 ちゃんと筋を通したボク達を、大きく包み込む気概。
先輩がよく、“オレのが顔イイのに、花街ではあのヒトの方がモテルのヨ”ってボヤいてたけど。
カカシ先輩、あのボヤキの意味がボクもようやく分かりましたよ! アバウト過ぎだろ、この人!
いいか? 時が来たら、あうんの狛犬は自分達だと打ち明けろ。 そう、会長からアドバイスを受けた。
“イルカはかなり狛犬さんに夢中だ、打ち明けたらその瞬間にお前らに飛びついてくるぞ?”って。
ボクも先輩もこれにはビックリ! マジで?! そんな事でイルカ君をゲットできちゃうんですか?!
カカシ先輩、どうしましょう、ボクもう・・・・・・・ あ、すみません、触手燃やしてもらちゃって。
あ、写輪眼が回りかけてます、エイッ! はい、もう大丈夫ですよ? 出来るだけ我慢しましょうね。
そうだ、イルカ君を交代で見張りましょう、またイタズラのターゲットにされるかもしれませんし。
これも影分身で順番っこに見張れば、問題は解決です。 不届き者にはまたガイさんを送りましょう!
後一年か・・・・・ ふふ、凄く楽しみですね! きっともっとエロくなってますよ、ボク達のイルカ君vv