ん？ それからどうなったて？？ 決まってるだろ、もう超、ラブラブだ。 三代目公認の恋人達ｖ
ヘンな話だけど。 アッチの方の相性も抜群！ さすが部隊長、補佐！ な感じ。 俺、メロメロだし。
まさか自分であんな声上げるなんて思わなかったよ。 誰これ、俺じゃないよ、絶対！ みたいな。
・・・・・・泣いちゃうしな。 気持ち良すぎて。 仕方ないだろ、男は感じ易い生き物なんだよ！
・・・・って。 誰に言い訳してんだか。 まあ、とにかくだ。 暗部の長達にお荷物が出来たんだ。
俺っていうデッカイお荷物が。 もう一生離れないぞ、根性は人一倍あるんだから、な迷惑なお荷物。
火の漫遊記のスケさんカクさんの懐にしまってある印籠のように。 ここぞの時の切り札でありたい。
もうだめだと追いつめられても。 これがあるぞ、と思い出してほしい。 そんな存在でいたいよ。
二人が現場に行く時、専用の口寄せの巻物を持って行く。 実は我儘を言って三代目に作ってもらった。
“ご老公！ スケさんとカクさんが可愛くないんですか？！”って。 怒られたけど作ってくれたんだ。
お弁当を家から口寄せできる巻物で【 愛情弁当の巻物 】ってのを。 これが大ウケしたんだよ。
あのカジキ上忍の奥さんが話を聞きつけて、作って欲しいと三代目に。 あれよあれよと里内で大流行。
試しに任務受付所で、販売用巻物のメニューリストに加えてみたら、なんと一般人からの予約が殺到。
今、ウチの里で一番売れてる巻き物じゃないかな。 ほんとかどうか、三か月待ちだっていう噂だぞ？
「はい、これ。 いつもの巻物。 無くさないで下さいね？ 三か月待ちらしいですから。」
「「もちろん！ イルカ考案 三代目オリジナル 愛情弁当の巻物！！」」
「そうですよ？ 愛情弁当の巻物 記念すべき第一号と第二号です。」
「「イルカの愛情が・・・ たーっぷりｖｖ」」
「ええ、愛情てんこ盛りですｖ くすくす！」
あ。 思い出した。 この、弁当をいつでもどこでも取り出せる巻物があったら、って思ったキッカケ。
二人で一つのお弁当をつついてたからなんだ、あの時。 美味いって言いながらも食いにくそうで。
あの。 今更だけど。 どうしても聞いてみたいんですがいいですか？ 本当に今更なんですけど。
あの時、お弁当食ってたのって・・・・・ どうしてです？ 俺、三代目に渡して欲しいって・・・・・
「ああ、アレ？ カジキ上忍が火影室の扉の前で言ったんだよネー？」
「そうそう。 “ソレ、本当は二人の為に作ったヤツですよ”って。」
「・・・・・・・・やっぱりか。 ははは！」
「「だから、半分っこして食べてたｖ」」
あー やっぱりね。 そんな事だろうと思ったよ。 カジキ上忍ってほんと・・・・ くすくすくす！
ん・・・・・・・ んん。 なんですか？ 今の会話のどの部分で欲情しました？ ちゅｖ ちゅｖ
え？ イルカ飯を半分っこにして食べたのを思い出したから・・・・ ですか？ ふふふ！ ちゅーｖｖ
もう！ もうすぐ集合時間ですよ？ ん・・・・・ ぁ・・・あんま・・・ り、本格的に触らな、いでっ、ん。
「イルカがネ、オレ達とオレ達の部下の為に泣いてくれた・・・・ あの時。」
「手をとって言ってくれたよね。 誰よりも木の葉の暗部だ、って。」
「ぁ・・・・ も・・・・ 行って、って・・・・ はや・・・ くっ！」
「あの時に、本当はイルカを食べてしまいたかったんだーヨ。 チュｖ」
「でもまだ・・・ イルカは自分の恋に気付いてなかったから。 ちゅｖ」
「「 はーい、ここまで！ イタズラ終了ｖｖ」」
「「行っくる。 ちゅ！ チュ！！」」
「ん・・・・ ん・・・ いって・・・・ らっしゃい・・・・・ 後武運を・・・・」
「「・・・・・帰ったら続きしょうね？」」
「わかったから！！ 早く行けっ！」
・・・・・・・ぅう。 くそ！ 触りまくりやがって！ さすがのカジキ上忍もこれは予想しなかっただろう。
二人はめちゃめちゃ大人のイタズラ好きだ。 特にね、一緒に火の漫遊記を観てる時。 必ず仕掛ける。
いろんなイタズラを。 ほら、セリフのタイミングだとか、印籠出すタイミングだとかと同時にね。
あの番組は時間がだいたい決まってるだろ？ だから。 俺も好きだから分かってても毎週観ちゃうし。
“ホラもうすぐ印籠だヨ？ 出して？”とか言いながら、俺のモノ扱いたり、せき止められたり。
“控えおろう！ コレが目に入らぬか！”とか言いながら、いきなり自分のモノを取り出したりな。
俺のスケさんとカクさんはむちゃくちゃＨだ。 こんな事、三代目ご老公様には、絶対に言えないだろ？
「「あははは！ イルカ、愛してるーｖｖ」」
「・・・・・・残念でした！ 俺の方がもっともっと愛してますからっ！！」
「「「くすくす！」」」
やー どうやってもカカ＆テンがスケベになるのは、私が攻め思考だからでしょうか？ ←真面目に(爆) 聖