あなたならどうする? 3   @AC DEF GHI JKL MN




今日は部下を引き連れてお疲れ様会。 ヤローばっかりなので、花街のとある遊郭に来てサービス中。
ヤローばっかりの時は、たまに遊郭に籠るんだよね。 酒は美味いし、飯も美味いし、見栄えする女もいる。
ここだと面をとっても遊べるし。 遊郭の売り者は口がかたいからね。 安心と安全と美味い、最適だ。

基本的に、ボク達 暗殺戦術特殊部隊は、ほぼ任務に殺しが絡んでくるから、血の気が多い部下がほとんど。
獲物を狩っただけじゃ、発散できないヤツもいる。 まあ、そんな部下の為にも部隊長は一肌脱がないとね?
そこでボクの木遁の出番だ。 気位の高そうな遊女何人かを呼んで、焦らし束縛プレイをするんだよ。

血の気が多い部下達も、これにはメロメロになる。 なんてったって、勝気そうな女達の陥落だもん。
最初は一人づつ別々に剥いていくんだよ。 で、徐々に弄りながらそれぞれを並べて公開挿入開始。 触手で。
自分に入ってくるのはひたすら異物、たまらなくなるんだろうね、少しずつお高いプライドが崩壊していく。

だいたいいっつも、部下の誰かが我慢できなくなって、ボクの触手から遊女を抜いて本物を入れてやる。
もう大変だよ? 焦らされまくって本物が入っちゃうんだから、演技でもなく本当に喜ぶんだ、お互い満足!
ボクは女の中に出すのはマズイんだよね。 ボクの体は人工的に作られたモノだから中出しは禁止なんだ。
もしボクの種が根付いちゃったら、親子ともども研究対象にされてしまうんだよ。 木遁秘術研究の為に。

まあ、オーラルセックスとか、今みたいに、触手で疑似体験とか? 遊びまくっているから全然問題ない。
その方が気楽だし、何より証明にもなる。 あたなの子供ができたの、とか言った女は大嘘吐きだって事。
何に突っ込んでも所詮は処理、楽しまなくちゃ。 ボクは部隊長だし? それなら部下と一緒に、ってね!

「わ! 今回の女もイイですねv ・・・・けどおれ、部隊長がストイックな意味がやっと分かりました!」
「ストイックって・・・・ 今、お前達に触手プレイを披露している、このボクのどこが?!」
「そうだぞ! 何言ってんだ、コバ! あ。 ひょっとして・・・・ 部隊長、実は楽しんでない、とか?」
「いや、ボクも楽しんでるし。 てか、なんでストイックという言葉が・・・・??」

ちょっと吃驚した。 着物の裾から触手を侵入させておっぴろげ! って時に。 ストイックだぁ?!
思わず着物を破りそうになったじゃないか、どうするんだよ、こういう格のある遊女の着物は高いんだぞ?!
他の隊員はまた遊女の束縛プレイに夢中になりだしたけど、コバだけなんだかニヤニヤと知った顔で。
何? お前、何を知っているんだ? ボクの里に提供した精子は、全て研究用だと・・・ 知ってるのか?

「・・・・部隊長は・・・・ 入れないですよね、直接。」
「あー まあ確かに。 ボクは中には出さないよ。」
「今迄、焦らされた遊女を喰う事だけに集中してて気付かなかったんですけど。」
「ははは。 うん。 一応気をまわしているつもり。 疑似体験も出来るしね。」

「でもどうしてそれがストイックに?? 自分には厳しくないよ、ボク。 その気になれば・・・・」
「や、あくまでもこのオイシイ束縛ショーは、おれ達の為なんだな、とか思うと申し訳なくて。」
「申し訳ないも何も、隊を預かる長としてお前達の面倒を見るのは当然じゃないか、皆そうしてるし。」
「ええ、だから。 おれ達もそろそろ、部隊長の手を煩わせちゃ駄目だな、なんてね、思ったり。」

ボクはそこまで気にしてなかったけど、ちょっと感動! カカシ先輩やカオルさんやアズサさんが言ってたっけ。
部下の成長は自分自身の成長、部隊全体の働きは自分の行動と同じ、鏡に映った自分の姿と似ている、って。
なんか、こんな事で嬉しいんですけど?! いや、でもさっきも言ったけど、ボク自身も楽しんでるし。
コイツ、ストイックの使い方間違ってるんじゃないか?? でもまあ・・・・ 嬉しいもんだな、なんか。

「へへ、今日はおれ達の為にありがとうございます。 もう・・・ いいですよ?」
「え。 いいって・・・・ なにが?! まさかお前達が、このまま観賞するだけなのか?!」
「はは、違いますよ! 後でちゃんと美味しく頂きます。 部隊長はもうお帰り下さい、って事です。」
「いや、ボクも今日はこれから咥えてもらおうかと・・・・」

「部隊長っっ!! もういいですって! おれ・・・・・ 知ってますから。」
「いや、それは里内の事情だから、お前の胸だけに留めておいて・・・・」
「うんうん、やっぱり公には出来ないですよね・・・・ つらいですね・・・・」
「・・・・・元々ボク自身が実験体だから・・・・ 遺伝子を残す為の研究が第一、だしね。」

「「なに?! 部隊長、辛いんですか?! 悩み事ですか?!」」
「いや、悩み事と言うほどでは・・・・ 今更だし・・・・」
「ここは一つ、いつも楽しい思いをさせてもらってる部隊長の為に!」
「「おお、コバ、なんだ?! 何かサプライズか?? おっし、協力するよ、オレ達も!!」」

ん?? なんだか遺伝子研究の話は部下にとって衝撃だった様だ。 ボクには全くもって今更だけど。
“木遁秘術を残す為には研究をせねばならん、すまんのテンゾウや” 筆おろしの時に、三代目に言われた。
ボクの筆おろしの相手は、消宮して引退したクノイチ。 その時に、一般人には出してはならんぞ、って。
だから消宮したクノイチなら中出しもできる。 部下がそれほどボクを不憫がる必要はないんだよね。


「さあ、部隊長、帰ってあげて下さい。 おれ達の事はほっぽっといていいですから! さぁさぁ!」
「え!! って事は・・・・・ 部隊長に本命が?! マジでーーーー!! そりゃ駄目ですよ!!」
「・・・・・・え。」
「オレ達は明日をも知れぬ身、楽しむんだよと言ったのは、部隊長ですよ?!」

いや、確かにそう言ったけど。 だからこうやって楽しんでるんだし。 ちょっと待って? 本命??
こらコバ、押すなよ! てか、ボクが出て行ったら束縛ショーはお終いだよ?! それでもいいのか?!
いや、だから! お前達だけの為にやってるんじゃなくて、ボク自身も楽しんでるって何度も・・・・

「・・・・戌部隊長に独占されちゃいますよ? まあ、部隊長達が仲がいいのは知ってますけど!」
「はあ?! カカシ先輩?! なんでそこで先輩の名前が・・・・???」
「やっぱりおふたりの情人ともなれば、他里のターゲットになりやすいとは思います、でも・・・ね?」
「ちょっと!! 意味分かんないよ!! 情人がなんだって?!」

「そこまで隠さなくてもイイじゃないですか!! もうバラしちゃったんだから!!」
「「そうですよ!! オレ達だって知ってれば守りますよ、部隊長の情人なら!!」」
「・・・・・ごめん。 ほんとに何の事だかさっぱり・・・・・」
「「「部隊長っ!! いい加減にして下さい!! オレ達はそんなに頼りないんですかっ!!」」」

「いや、さっきも成長が嬉しいとか思うほど、頼りに・・・・・」
「「「なら、帰ってあげて下さいっ!!!」」」
「・・・・・・どこに??」

「「そういや、コバ。 情人って誰なん??」」
「へへ! いいですよね、言っちゃっても! うみの中忍ですよねー 部隊長v」
「・・・・・・・・・取り合えず・・・・・ 今日の所は帰るね?」
「「「お疲れっしたーーーーー!!!」」」

どういう事だ?! これ以上の問答は無駄だと思って引き上げるけど・・・・ ボクとカカシ先輩の情人?!
誰だ“うみの中忍”って。 ひよっとして・・・・ 他里の間者か草が混乱情報を流してるとか・・・・??
でもそれだったら直接誘惑に来るだろうし。 わざわざ部隊の結束力を上げる様なマネはしないと思うし。
う〜ん・・・・ これは・・・・ 名前のあがったカカシ先輩にも、確かめてみる必要があるな・・・・